「本当の私」ってどんなもの？

「本当の私」ってどんなもの？

「本当の私」ってどんなものでしょう？

今の私の理解では、「本当の私」というのは「観察者」であり、「選択者」です。

「本当の私」を使っている実感があるときというのは、私の場合、

・パターンを見つけたとき（私＝パターンではない状態であれているということ）
・語りかけのときに、パターンと「私」との間に「分離感」があるとき
・白黒ワークで、黒の部屋／白の部屋それぞれで「私」がどんな感じがしているのか感じているとき
・白黒ワークで、白の部屋を選ぶ／黒の部屋は休ませてあげるとき
・白黒ワークで、白の部屋で聞こえてきた言葉を思い出し、そこで感じる感覚を思い起こして身体中に行き渡らせるとき
・無意識で「黒」を選びそうになって、何とか踏みとどまって、白黒ワークで選んだ「白」を思い出して、その感覚にひたっているとき
・黒がぶつくさ言っても、「黙りなさい！」「私は白を選んだ」と言って、「白」の感覚を思い出しそこにひたって、黒をのさばらせないとき

・・・などです。

「本当の私」ってこういった感じで「使ってこそ発揮されるもの」だと思うんです。

また、何らかのイメージ（例えば、すべてを悟った、器が大きい、崇高、決して怒らない、常に仏様のように微笑んでいる、巷のマスターたちのような雰囲気、とかとか）としての「本当の私」を生きているのではないということも重要かと思います。

感覚的に（思考的にではなく）、「そう、ある」ということ。ワークを繰り返しやりながら、感覚的な「そう、ある」体験を通して、「本当の私」を少しずつ実態あるものにしてきたように思います。

胸のあたりの感覚を選んでいる、その存在が「本当の私」。