「昭和の若者」だった頃
20代、30代の方々、若い人たちとの話は刺激になる、という話題があり、自分が「昭和の若者」だった頃を懐かしく思い出しました。
かつての自分と当時の大人とのギャップと、今の自分と今の若者とのギャップを比べると、今の方がはるかに大きいように思います。
それだけ加速度的に世の中が変わってきているからでしょうか。これは、人間そのものというよりは、取り囲まれている、外部環境の変化なのだと思います。
周りがすごいスピードで移り変わっていく中で、人間がそれぞれ生きていて、その意味で「昭和」はもっと人間くささがあったかな、と感じます。
まだまだ色々追いついていないというか、不器用さがありました。色々戸惑いながら、失敗しながら生きていた。
人間は機械ではないんだけれども、取り巻く環境が無機的だから、いつの間にかそこに人間が合わせて動くようになったのかも。
「今、何を感じている?」と問えば、穏やかさとか懐かしさ、郷愁?があります。あの頃は感情をわざわざ感じることはなかったけれども、もっと人に対して熱かった。ということは、自分に対しても熱かった。映画とかテレビとかの影響でそうだったのかなぁ?「昭和の若者」だった頃を懐かしく思います。

