更新作業中
『コロナの時代の僕ら』(パオロ・ジョルダーノ 著)___イタリアの作家によるエッセイを読みました。そこに「コロナウィルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」というあとがきが掲載されていて、自分がこの体験から、忘れたくないことは何だろうか? と考えました。
多くの人が普段の生活の何かを変えなければいけなくなりましたが、それを国がコントロールすることの難しさを目の当たりにしました。人の依存心(甘え)は根深くて、「人は一人では生きられない/面倒を見るのが国の役目」という意味づけのまま、絶えずだれかのせいにして、ぐずぐずとコロナ禍を進んでいるように私には見えます。それを振り払うように打ち出すワクチン接種。本当にそんな構造でいいのだろうか?
さて、私が忘れたくないことは何だろうか〜?
常に自分と向き合い、意味づけを更新していくこと、かな。
なんか、、、個人が意味づけを更新せずにいることに、ヤバさを見た気がします。あと、コロナ禍は、個人に意味づけの更新を迫った案件でもあったように思います。通常は自分で気づいて意識しない限り更新て難しいと思うのですが、コロナは違った。強制更新を迫った。人々の心の中のバランスを取るために。そのように思います。どこにいようが、誰であろうが関係なく、一切の区別なく一人ひとりがそれぞれに更新作業中。ビル・ゲイツの離婚で、ああ、彼も例外ではないんだ〜と思った次第です(笑)
これは人々に変容を促す、天のはからい。天意。これ、忘れるとえらいことになるんじゃ?!