愛されたい
昨日は、事務所への出勤でした。私はいまのところ、どうしても事務所でないとできない仕事のときにだけ事務所へ行っています。
リアルの現場は、リモートワークでは比べ物にならないくらい、実践の機会に溢れています。黒パターンでのリアクションにいきそうになるのを、何度も引き戻して、「私」は白を選んだ、とことあるごとにやっていました。10回に1回くらいは「黒」が出た場面もありましたが、総じて「白」優先の1日でした。
それで気づいたのは、ひとからの言動を重く受け止める自分の癖についてです。もしかすると言動だけでなく、そのひとの存在自体からも何かを懸命に感じ取ろうとしている、自分への肯定的な気持ちがどこかにないか、くまなく探すようにしてその人を受け止めよう、感じ取ろうとしている、、、そんなことに気がつきました。
それは、懸命に他人から自己肯定を得ようとする、自分の眼差しです。愛情欲しさに、自分に対する他人の言動、態度、雰囲気の中に、そういったものをくまなく探し求め、眼差しで何とかキャッチしようとしているのです。ああ・・・こんなふうにしていたのか・・・と思いました。
漠然と、絶望の只中にいながら、「愛されたい」と思ってずっと生きてきたんだな、と思うと涙が溢れます。ゆっくりねぎらいながらこのパターンを愛していこうと思います。