”思い通り”という殻
「自分の思い通りにしたい」というパターンは、自分が思っていることを阻まれたり、拒まれたりすることを好まないだけでなく、そこに他人の思いが入る隙間もなく、まるで硬い殻のようです。
何もかも自分の思う通りに、というと、傍若無人で尊大な響きがありますが、それは実のところ、ものすごく小さく、狭く、硬い感じがします。
"他人の思いが入る隙間もない" というのもポイントで、「思い通りにしたい」というパターンの望みには、他人のことも含まれていて、「みんなが自分の思い通りに動いてほしい」と思っています。ここに、自分が思っていないことはやってくれるな、言ってくれるな、ということも併せ持っています。
だって、パターンとしては、他人が、自分が思いもしないことをしたり、言ったりすると「どうしたらいいかわからない」から。それはものすごく厄介で、ものすごくめんどくさくて、ものすごくストレスだし、時に、不安や恐怖も感じる、、、とパターンは言います。
こうしたパターンのつぶやきからは、頑なな、体がガッチガチに強ばっている、柔軟性がない、臨機応変からは程遠い様子が浮かびます。実は私、体が硬いんですけど、もしかするとこれが現れてるのかも!
"思い通り" という殻は硬いですが、ちょっとコツン!と打てば、すぐヒビ割れます。そのために、今まで自分がこれっぽっちもやりたいと思わなかったこと、まったく興味が無かったこと、嫌いなこと、避けてきたこと、苦手なことをあえて選び、実践しながら、殻に少しずつヒビを入れていきます。
▼自らのパターンと向き合い「本当の私」を育てたい方、お待ちしています!