他人の人生を生きると、自分を失くします。
他人のためにどう振る舞うか?ということばかりを考えていると、自分を失くします。
昨日の日記をアップした後で、思い出したのは、どうやって生きていったらいいのか、自分がどうしたいのか、全くわからなかった15年前の私でした。
社会に出て働いて十数年経っている人間が、完全に自分を見失っているという。今から思うとそれは苦しみであり、悲しみでしたが、そこに苦しみ、悲しみがあったから、今の私があるのかもしれないです。
他人の都合に合わせて、他人にとって良いことを、他人が望むように、他人の考えに沿うように、他人が言う通りに生きてきた人生。それは結局のところ、自分のではなく、他人の人生です。自分以外の誰かの人生です。そうすると、こうなったのはぜんぶ「誰かのせい」と思って、他人を責めて生きるようにもなり、他人に対して不機嫌になります。
すべては、他人が不機嫌・不幸にならないためにやったことですが、自分が不機嫌・不幸になりました。
今思うと、私は他人の気持ちに「なる」のが苦手だったので、他人が「言う通り」にやってきたのだと思います。「言う通りにやるから、言って」というのが私の基本的なスタンスでした。
しかし今は、自分で自分の人生を切り開き、創造し、イキイキと自分の人生を生きています。その自分は思います、他人が思うように生きる人生は間違っている、他人を不機嫌にさせないように生きる人生は間違っていると。
以上、かつての体験から学んだことです。