じょうそろり〜
先日、お墓参りに行きました。とても日和がよく、風もおだやかで、大変に良いお参りができました。
そこでご先祖さま(私のひいおばあちゃん)が話題にのぼり、「上(じょう)そろり、中(ちゅう)ぴしゃり、下三寸(げさんずん)、下下の下の奴、開けてそのまま」と障子や襖の開け閉めについて、ユーモアを持って叱ってくれていたというエピソードを聞きました。
Google検索してみると「上さらり、中はぱったり下三寸、下々の下等は後を構わず」という教えがあったらしく、ひいおばあちゃんはそのことを言っていたのだなぁ、と思いました。
ことばの持つ音がリズミカルで覚えやすく、なるほど!と思います。昔の人って、こういう言い回しで大切なことをよくよく伝えていたのだと思います。今の家には障子も襖もありませんが、入り口が引き戸になっているお店はあり、そこを訪れると思い出す「じょうそろり〜」です!