この人はただ、こう言っているだけなんだ・・・
そう思いながら目の前の人の言っていることを、ふむふむと聞く、ということをやってみています。
相手と自分との間にスペースができていいです。
それは「そのままの相手を認めよう、それを認められる自分になろう」とつながります。
ときには、パターンにひっかかったり、違和感を感じたりして、パターンが飲み込まれていくこともありますが、そこでも「この人はただ、こう言っているだけ...」と、目の前の相手を認めるように、また離れます。ちなみにこれは飲み込まれてしまった後でも効果があって、相手はただそう言っていただけだったんだな・・と思います。
この人はただ、こう言っているだけなんだ・・・というのは、その前に、自分の中に湧き上がった不快感を認め、パターンを認めてからの、それなので、いろんなことをひっくるめての理解があり、「この人はただこう言っているだけなんだから・・」と思考で追いやるのとは違って、胸のあたりでそれを理解しています。
さらに、それに対して自分がどう対応するのかは、自分自身に選択肢があります。従来のパターンで反射的に報復的に相手に言動するのか、ただ、そこに相手のそれがあるだけという状態で、新たなパターンで対応するのか。ここには無限の可能性があります。