「常に誰よりも上でありたい」というパターンについて
「常に誰よりも上でありたい」というパターンについて熟考していました。
このパターンにとって、自分が上でないことは、即「死」を意味しています。生きていかれない、と思っています。それは「自分は非力だ」というパターンとも関連があるようで、そもそも、その非力さ（何の力もない低さや弱さ、無価値、無意味、いなくていい、存在するに値しないなど）を受け入れてしまったら生きられないとも思っています。
「自分は非力だ」というパターンにとって、優越感を得られる体験は、他人から「すごいね」と言われることです。パターンはそう言われることを求め続けています。そうすれば "非力な自分"（パターンですけれども）を認めずに済むからです。
偉そうな人や上から目線な言動をする人を見ると、このパターンは不快感を発します。「自分は無価値、無意味、いなくていい、存在するに値しない」と言われているようにパターンは、思ってしまうのです。
単純な話（パターンなので）、何でもいいから人より上であれば「すごいね」と言われやすい。パターンはそれを体験を通して知っています。そして、パターンなので、いつもそう言われることを求め続けます。そのようにして「常に誰よりも上でありたい」というパターンが出来上がったのだと思います。
