口惜しい
歌舞伎では、口惜しい(悔しい)というセリフがよく出てきます。
「家族や仲間を馬鹿にされて口惜しい」「まんまと騙されて口惜しい」「みすみす財産を奪われて口惜しい」などなど。
「あ~~~あ、くちおしぃぃぃぃ」と歯を食いしばり手ぬぐいの端っこを噛んで引っ張ったりしながら叫んで、仕返しをしに、相手のところへ乗り込んでいったりします。
私のパターンが何かにひっかかるときも「馬鹿にされて悔しい」というのはたぶんナンバー1で、これまでの数々の転生でも、ずっと悔しい思いをしては、仕返しをして、、、と繰り返してきたんだろうなぁ、と思ったりします。
この数年は自己探求のおかげで、まず、何が悔しかったのだろうか?と自分に問い、馬鹿にされた!と思ったパターンは何なのか(大体が「自分のほうが上」ですが)、自分を見てそれをケアして選びかえる・・・それを繰り返しています。
何百年後かはそういうシーンが歌舞伎で演じられるようになるでしょうか。どうでしょうか。。。地味すぎて無理か!(笑)
▼悔しさをケアして楽になりたい方、お待ちしています