職場とは
昨日の日記に書いた天職を探していた頃、お世話になっていた先生からは「二足目の草鞋を履くのであれば、まず一足目をきちんと履くこと」と教わりました。
新たな仕事をしたい。でも新たな仕事ではいきなり食べては行かれないので、今の仕事を続けながら、というような相談を私がしたとき、そのように言われました。
私は、その時の職場をとにかく辞めたかったんです。だから、一足目を放り出すわけにいかないのかーーーとすごくがっかりしたのを覚えています。
天職を探しながら、実は、職場を辞める理由を探していたんですね・・・
でもこうして振り返ってみると、嫌だったのは仕事(職)ではなく、職場の人間関係だったわけです。
でも、自己探求を始めて、職場の人間関係を通して、自分自身と向き合ううちに、職場を辞めたいとは思わなくなりました。今の自分にとって職場は仕事をする場であるのと同時に、自己鍛錬の場、自分と向き合うきっかけを与えてくれる場になりました。