キーとなるのは意識の変化
時々、お悩み解決に関する本やウェブサイトを見ます。それでものすごく気分が悪くなってページを閉じることがあります。重過ぎて、心が軽くなる気が全然しない。例えば「あなたの嫌いなその人の行動は〜〜〜によるものです」とか「嫌いな人にも感謝しましょう」とか・・・絶句。
とはいえ、私もこの手の本、ごまんと読んでいました。セミナーにも行っていました。しかも、してました、感謝・・・。しかし、自分自身ではなく、自分を取り巻く状況や他人の言動が変わることを望んでいたため、何も変わりませんでした。ちっとも楽にならなかったです。そしてこれは今だからこそ言えますが、その結果は当然ですし、それでよかったのです。
苦しい気持ちは思考による言動では解消しません。思考で悩みを解決することもできません。「いかなる問題も、それをつくりだしたときと同じ意識によって解決することはできない。」というアインシュタインのことばをご存知でしょうか。これってその通りです。
キーは、悩んでいる本人、苦しんでいる本人、「その人が嫌い」と感じている本人の意識の変化です。具体的には、自らのパターンを見つけて(その人が嫌いと思うおおもとを見つけて)自らがワークに取り組み、パターンを癒すことで<本当の私>を使うとき、自己変容が起こり、問題が問題でなくなります。嫌いなその人が問題でなくなります。意識の変化が起きているんですね。これはまさに解決への糸口です。
嫌いな人の行動を分析してわかった気になったり、無理矢理感謝するくらいなら、自分の中を見てケアした方がいい。<本当の私>を発動させたほうがいい。
◉自分の中に視線を向けるワーク、お伝えしています。
「用語集」を参照ください。