レオタードとは
私にとってレオタードとは、以前までは、下着同然の格好を人前でする、みっともない、気持ちの悪いもの、ありえないものでした。
バレエが嫌いだったのも、そもそもバレエが苦手(体も硬いし、きれいに踊る事ができない)なのと、そういう格好を人前でするものではないという強いパターンの囚われによるものでした。これは親のせいにするわけではないのですが親や自分が接していた周りの大人たちからの影響をかなり受けていると思います。いわゆる “はしたない格好” です。パターンってそういうふうに周りからも刷り込まれるものです・・
でも、今の私にとってレオタードというのは、先日のタイツ同様、先生から自分の体を見てもらえる、自分で自分の体を知る学びのための道具です。なので、教えてくれる先生が着た方がいい(着た方が教えやすい)と言っているのだからそうしようということで着ます。勉強するのに紙とペン(いまはパソコンか)が必要なのと同じですね。そこに抵抗はありません。
体の動きを知る・学ぶ、自分自身を知る、今の自分を受け入れる、それらが、自分自身の尊厳を守る、ひいては他者の尊厳も守ることにつながるというように理解しています。