他人を変えたくてしょうがなかった自分が今、思うこと
すべては自分の内にある。外の世界は自分が作り出している。
今、自分がいる世界も、誰かから与えられたものではなく、良かれ悪しかれ自分で作り出してきたということ。
もし、恐怖や不安に苛まれて生きているとしたら、ずっと頭が回っていて寝ても覚めても考え事をしているとしたら、誰かに怒りをおぼえていて四六時中メラメラしているとしたら、それもやはり自らが作り出しています。社会とか他人とか、ウィルスがもたらしているのではなく。
誰かが自分を怒らせているのではないし、怖がらせているのでも、不安にさせているのでもない。自分のパターンが怖がっていて、怒っていて、不安に感じているのです。これは決して悪いことではなく、ただそれだけのこと。ぜんぶ自分の「本当の私」が引き取れることでもあります。
そういうわたしも、人のせいにせず、自分が引き取るということを、長い間してませんでした。何でもかんでも人のせいにしてました。自分がこんなに嫌な思いをしているのは親のせい、会社のせい、あの上司のせい、〜〜さんのせいだと、ずーーーーーーーっと怒ってました(笑)。それで、どうやったらその人たちがわたしの正しさを理解し、受け入れ、変わるのか、そのことばかりを考えてました。
このことについて、わたしは相当、考えました。《どうやったら他人は変わるのか?》は当時の私のテーマでした。そのためにいろんな本を読んだし、セミナーにも行ったし、講演会にも参加したし、、、他人を変えたくて、変えたくてしょーがなかった。でも結局、変えられなかった。相当、いろいろやりましたけど、結果、誰も変わらなかったです(笑)このことに最終的に気づいてよかった。私にとっては、ここに気づかないと、他人を変えることをあきらめないと、次には進めなかったから。
世界は自分が作っている。だから、自分が変われば世界は変わる。他人や親が変わる必要はないし、会社、上司、〜〜さんが変わる必要もない。自分自身と向き合い、自分が変わる努力を行ってきて本当によかったと思います。今、わたしは、恐怖や不安に苛まれて生きてないですし、寝ても覚めてもグルグル頭が回っていることもないですし、誰かへの怒りで四六時中メラメラしていることも、ないです。
周りや他人はいったん、置いておいて、自分自身がどうするかを考え、選択して、実践して生きていくとき、そこに広がる無限の自由に気がつきます。