「非まじめ」のすすめ
「非まじめ」のすすめ(森 政弘・著)という本を読み始めました。本文が始まる前の、「はじめに」のところから、以下の文章に引きつけられました。
かつては、事柄がうまく運ばない原因は、関係者のまじめさの不足、つまり不まじめにあった。だが、今日の行きづまりの原因は不まじめにあるというよりも、むしろ逆に、低次元のまじめさによってもたらされているのではないか・・・
窮地を脱するための一つの方法は次元を上げることである。
この本が書かれたのは1977年。ああ、もっと前にこの本と出会っていたら、だいぶ違う人生だったかもしれないなーと、低次元のまじめさに生きてきた私は思います。その一方で、自分の場合はこれまでの体験や学びが必要だったのだとも思います。
この著者の何だか落語家のような調子、ノリも面白くて、読み進めていますが、それこそが非まじめで、”行き詰まり” に風穴をあけているんだなーと思います。本当に面白い本。中古が結構なお値段ということもあり、私は Kindle for Mac をダウンロードして、この本を購入しました。(Kindleを持ってなくても大丈夫なんですね)