確固たるものなどない
自分は正しい。自分は上だ。自分は優秀だ。
私は政治家だ。私は医者だ。私は社長だ。私は「No.1」だ。
強いパターン、強いアイデンティティ。
パターンは「本当の自分」ではないものになりたがったり、「本当の自分」という「イメージ」になりたがりますが、こういった「絶対なるもの」「ゆるぎないもの」「何があってもこわれない何か」でありたいと思っているんだなー
このように朝、目が覚める時に浮かんできました。
これは実は、「自分はダメだ」「自分は非力だ」といったパターンもそうで、ネガティブであろうがポジティブであろうが、はっきりとした、強い、ガッチリとした、「確固たる何か」を求めているとも言えます。
もしかするとわれわれのパターン求める「確固たる何か」が物質主義をつくりだしているのかも。物質的な「確固たる何か」は安心・満足につながるのだと思います。物を持つことで安心する人は多いです。
しかし、確固たるものなどない。
それは自然やさまざまな出来事がそのことを教えてくれます。
確固たるものなどない。
もう、自分のパターンが作り出した幻想としての「確固たるもの」を求め続けるのをやめよう。