選択のきっかけ
自分の身の上に起こることは、何らかの方向転換、選択のきっかけだと思うようになりました。
何かが起きた。さて、その時に自分は何を選ぶのか。
実は、盛岡に着いて一泊目、通されたホテルの部屋が、窓が小さくて、狭苦しい、中から窓が開けられない、暗い場所でした。マズイことに、それらのことを意識すればするほど、息苦しさと恐怖感が湧き上がってくるのでした。
で、その時に、「自分は、その感覚に浸り続けたいのか?それとも無条件の安堵感に浸りたいのか?選択だ。」と思ったんです。いつでもどこでも、自分の意志一つで胸のあたりに抱く感覚は選べます。
その日はそうやって、眠りにつきました。
そのホテルは、以前にも泊まったことがあったので、もっと普通の部屋があるのは知っていて、2日目の朝、フロントで相談しました。
しかし、空部屋がない可能性もあるので、その部屋で連泊する覚悟を持って臨みました。どんな部屋であろうと、心の中に安堵感を広げてそこに居続けることはできる、もし部屋を変えられなかったらそれを練習する機会ととらえよう!と決めたのです。
すると、ほぼ満室状態のなか、一部屋だけ「空き」があって、すぐに移ってよいことになりました。これは有り難かったです。ホテルには重ね重ねお礼を伝えて、その日からは、窓が開けられる明るい部屋で過ごしました。
どう臨むのかは、自分の意志一つ。
日々、起きる、何らかの出来事は、ありたい自分の心を選択する練習問題です。