距離感
それを思っているのは誰か?という問いで心の内を見ていくと、誰かがフガフガ言っていることにひっかかったパターンがごにょごにょ言っていることがよく聞こえてきます。
それを考えているのは誰か?というのは、ラマナ・マハルシの『私は誰か?』という小冊子にも「その想念は誰のものか」という問いかけが載っています。※この小冊子、結構な内容なのに無料で提供されてて驚きです。
ざわつく心、それはいったいどこから来ているのか?それを感じているのは何のパターンか。それを考えているのは誰か?そう思っているのは誰か?いま喜んでいるのは誰か?といった問いは、「本当の自分」ではない、自分の「パターン」を見つけるためにとても便利だと思います。それが何のパターンかがわかる。それだけでも、それまではパターンが自分だと思っていたところから、そうではなく、パターンと自分との間に距離感が出て、スッキリします。あ、そっか・・と。
それは自分と他人との距離感にも反映されると思います。いま、半ば強制的に他との距離を保つように(ソーシャルディスタンス)言われているのは、そういった部分の宇宙的な計らいもあるのかも。象徴的だと思う。