足りないくらいがちょうど良い

足りないくらいがちょうど良い

2025年06月10日 08:36

週末、鍼灸院でメンテナンスしていただき、背中の痛みがだいぶ楽になりました。後渓(こうけい)という手にあるツボを教わり、自宅でもそこにお灸をしています。今も、もぐさの匂いが漂っております(笑)

ツボって、「こんなところにお灸をして、ほんとに背中や肩に効くの〜?!」と思うほど痛めている部位と処置をする部位が離れているのですが、ちゃんと効果があるので不思議です。

そしてなんとなんと、ツボの歴史は石器時代なのだとか。なぜ昔の人は体のあちこちにあるツボがわかったのか。それはきっと、情報があまりなかったからではないかと、お灸をしてくれていたスタッフの方が話してくれました。

いまは情報がぶわ〜っと溢れている時代ですが、石器時代は「自然」が情報のすべて。人間たちも感覚が敏感だったのでは。その分、自分の体にも耳を傾けていただろうし、いろいろな感覚が感じられていたんだろうな〜と思います。

そうだとすると、五感を通して取り入れるものって重要です。腹八分目のように、満たし切らないで、足りないくらいがちょうど良いのかもしれません。

人間が本来、備えているものを目覚めさせて、発揮させるキッカケになるのかも。

今朝の東京は雨です。雨音に耳を澄ませるのも心地が良いものです。