見るということ
マジカル・アイ(平面の画像をぼーっと見ていると3Dのイメージが浮かび上がってくる)を先日の「魂の道場」で見ました。焦点が合ってない感じで対象を見ていると、やがて奥行きや出っ張りが現れてきて、何らかの形がそこに見えてくる、例のあれです。(以前、流行りましたよね)
マジカル・アイの、”見える” というのは、目で見ているというよりは、目を通して脳の奥や心のスクリーンに映し出されているような見え方をします。見え方を比較してみると、通常、見ているときというのは、目の先の方や脳の前の方で捉えているように思います。
仕事やテレビ、移動時の電車や駅、スーパーなどでの目の使い方って、すばやく正確に情報を処理したいから、ぼーっと見るというより、焦点をしっかりしぼって見ます。緊張しているし、必要なことではあるが持続できずに疲れます。それで図らずもぼーっとしてしまうこともあったりして(笑)
昨日はバレエ教室があり、ぼーっと見るってバレエでもそうかも・・と思いました。最近あまり言われなくなりましたが、以前「目が怖い!!」と先生からしばしばお叱りを受けてました。「ガン見しない」ということと私は理解していて、正面を向いていても、横にいる先輩の動きは視界に入りますので、そうやってお手本を見るということを心がけています。(それでも、あまりに分からない時は、「ガン見」してしまいますけど!!)
見るということの質の違い。これを楽しんでみようと思います。