舵を切る

舵を切る

2024年07月18日 08:01

 

◎ さいしょからわかっていたら、こんな生き方しなかったのに。

◎ 間違った生き方をする前に、教えて欲しかった。

◎ こんなことになるくらいなら、あんな決断はしなかった。だったらそう言ってよ〜!

これまで自分が生きてきた人生がパターンだったということがわかった途端、やりきれずに意気消沈することがあるとしたら、それもまたパターン(「パターンが騒ぐ自分は未熟だ」「パターンで生きてはダメだ」「今頃は悟っているハズだった」などなど)ではあるので要ケアですが、それは自分の「本当の私」のセッティングだった・・・このように私は思います。

だって、いったん、あらぬ方向へ進んでいって気づくことってあるじゃないですか。そのときはそれがいい!と思って進んでいる訳です。

でも、途中で気づく。だって進んでいくうちにいろいろな経験をするし、成長だってするし。そうすると景色が違って見えてきて、あら??こっちじゃなかったのかも、ってふと思う。

そしたら、そこで新たな人生へと舵を切ればいい。

それまでの自分の人生は違った。でもそれは無駄ではなく、そういう経験をしてはじめて次の新たな方向性が見つけられたんだと思います。(自分自身を見ているとそうとしか考えられません。)

まずは黒パターンを生きる。そこでいろいろな事が起こり、不快な思いをいっぱいして立ちいかなくなる。そこで黒パターンに気づいたら、「なんでこんな生き方をしちゃったんだ?!さいしょからわかっていたらこんなことしなかったのにー」ではなくて、「語りかけ」をして不快な思いをした黒パターンのケアをして、「白黒ワーク」で白パターンを考え、白パターンへと選び変える。← これがまさに、新たな方向性。

ここで新たな人生へと舵を切る。新たな船出です。再出発。

舵って、ちなみにこういう形です。

360度方向の選択肢があり、大海原で1度違えば到達点はかなり違うでしょう。でもいつでも359度の選択肢は残されている。違った!と思ったら、なんで間違えたんだ、なんで誰も教えてくれなかったんだ、とその1度を悔やみ続けていることはなく、新たな方向へと舵を切ることを「私」は選びます。