つのる思い
巷から聞こえてくるさまざまな話題から、人は、自分の感じている苦しみは他人から与えられているものであると考えており、それを疑っていないのだと思いました。
どうしてあの人はああいうことを私に言うのだろう?そういえばあのときあんなことも言われた。それより前にはこんなこともされた。それだから今もこういうことをするのだ・・・・このようにずーっと他人のことを考え続け、その量は増すばかりです。
そういった巷の話題に共通するのは、自分はあれもやっているし、これもやっている。自分はやるべきこと、もしくはそれ以上のことをやっているというスタンスです。
こうなると自身の手詰まり感から、他責・他罰へと向かうしかなさそうです。
苦しみを感じているのは誰でもない自分自身なのに、問題を解決するべきは他人であると信じているのです。
一般的にはこれを皆、やっているのだなあ、、、と思いました。
私もかつてはどはまりしていたこのループ。しかしそこから抜けることでこんなにも楽でいられる。
自分と向き合うことの効用を広めたい。自分を苦しめているのは自分自身なのだということへの気づきを促したい。
娑婆での話題に思いはつのります。