自分がやらないと誰がやる
自分のやりたいことなんてどうでもいい、
自分がやらないと誰がやるということをやらないといけない。
このように『独立国家のつくりかた』(坂口恭平著、講談社現代新書、p.162から抜粋)にありました。坂口さんとしては自己実現よりも社会実現、と考えてのことのようです。
このことで思い浮かんだのは「本当の私」が選択して、実践したことというのは、社会実現(というとちょっとおおげさ?かもしれないですが)のように、みんなにとって良きことが持続的に実現する、ということです。
それによって自分が認められるとか評価されるとか、いい人だ、すごい人だと思ってもらえるとかそういうことではなく、純粋に自分も含めてみんなのためを考えて起こす行動というのはパターンの言動を超えている。
また、ここでの「自分のやりたいこと」というのは黒パターンがやりたいことという意味として捉えますが、でもそのあり方、「本当の私」の選択と実践自体は、自分がやりたいこと、自分がやる!と決めてきていること、だとも思いました。自分がやらないと誰がやる、と。