純粋な戦い
この週末は特に、パラリンピック、超人たちの試合を堪能しています。ボッチャ、テニス、ラグビー、バスケなど。(今も、自分に馴染みがある街をいくマラソンを見ながらこの日記を書いています)
一球を投げるたびに息がつまるボッチャは球が狙い通りに決まるとシーンとした会場で「うおおお!!」と雄叫びを上げる。緊張と歓喜のアップ&ダウンが激しいスポーツですね。上半身だけでくりだされるテニスのパワーヒット。ラグビーやバスケの格闘技かと思うほどのパワーやスピード。特にバスケは速攻で上半身だけで車椅子をこいでいってそのままゴールを決めるところはカッコいい! どの競技でも「うわっ!」「よっしゃ!」とか言いながら楽しんでます。
「どんな困難も乗り越えられる」「根拠はないのだけれど勝てる気がする」そういったことばを選手たちのインタビューから聞くことがあり、その裏にあるそれぞれの体験を思います。
オリンピックでも思ったことですが、戦い終わったあと、対戦相手同士がお互いにクシャクシャの笑顔になるところが、私は好きで、対戦相手なのだけれども同士というか。当然勝ちたいけれども、正直みんな強いので誰が勝ってもおかしくない。そういう戦いのなかで自分自身の力を出し切る。そこに純粋さを感じます。