神様が愛おしく思う存在
親族の葬儀でのこと。最後にお坊さんから「阿弥陀如来様は、日々、私たちに寄り添ってくださっています。」とのお話がありました。
3000年ほど前、お釈迦様は人生は苦しみであると説きました。
何の苦しみかといえば、自分の思い通りにならない、生老病死の苦しみである。
老いたくないと思っていても老いるし、病気になりたくなくても病気になるし、長生きしたい!と思っても最後は死にます。
阿弥陀如来様=「本当の私」だ!と思いました。
であるならば、自分の中にある「本当の私」を日々育てている私たちのことを、阿弥陀如来様はご存知なのではないでしょうか。
自分の中にある「本当の私」を育てることで、神様にかわいがられる。私たちは、神様が愛おしく思う存在であろうと私は思います。
そういう人たちにご加護がないはずがない、と思いました。
学んでいると色々な後押しがあります。それは、良いこととかご利益とかではなくて、遠く阿弥陀如来まで続いている「本当の私」をさらに育むためのサポートです。全てがそのために起きているのだと思います。
そりゃ、宇宙にいらっしゃる方々も応援したくなるよね。
自分の中に「本当の私」(=阿弥陀如来様)を育くみ、生まれてきた目的を生きようと日々、頑張る私たちは健気でかわいい存在です。
そこには必ず愛が注がれる。
そんなことを思いました。
今週も「本当の私」がどうありたいのかを自問しながら、がんばります。