着実な歩み

着実な歩み

2024年02月07日 21:32

パターンを見つけてケアをして、、、とやっていった先に、またパターンがある、どこまで行っても、パターンがあって、あー!もー!と嫌になった体験が私にはあります。パターンが嫌いというパターン。でもそのうち、そういうふうに思わなくなりました。

なんらかの出来事にひっかかって、パターンを見て、語りかけを作ってみて、ブツブツ口に出してみて、そうしながらパターンの言い分も聞いてみて、語りかけを一通り仕上げて、、、、私はこれを移動中、外を歩きながら、昼休みで一人ベンチに腰掛けている時などにやっています。語りかけを実際に口に出しながら、ブツブツブツブツやっています。それをメモしたり、録音したりしながら。しっくりくる「語りかけ」作りです。

パターンが騒ぐからパターンを見つけられるし、自分と向き合えるし、「私」を育てることもできる。そうやって、自分がやるべきことをやれる。一石四鳥?!
あー!もー!の頃から、だいぶ変わりました。パターンの意味づけが、変わりました。

私は、「本当の私」の発露(資質の発揮)というものはあると思っています。ただ、「本当の私」は何重も黒パターンで覆われていて、「本当の私」の光が外界を照らすまでには、そうとうな時間がかかると思っているんです。あと、「本当の私」然としたものをほしがるのもパターンだったりします。

ワークをして、薄皮をはがすように、パターンを癒し、その覆いをめくっていって、「本当の私」を育てる。長〜〜〜〜い年月をかけて、日々のワークや、パターンと向き合う体験をしながら、少しずつでもしっかりとした一歩を踏み出す。これは一般的にみんなが嫌う「時間がかかること」ですが、着実な歩みです。

あーーー!私はいつか言いたい。12年前に私に「それって時間がかかるんでしょ?」と言った人に。「あれから、12年です、、、」と。

当たり前のことですが、「時間がかかるから」と一歩も踏み出さなかった人と、時間はかかるけど確実な一歩を12年間、踏み出し続けた人とが並んだら、その差は歴然です。