無力さに降伏して「力」を手放す
能力、実力、権力。これらはパターンがこだわる「力」です。
持って生まれた高い能力も、培った実力も、病気を前にしてはまったく機能せず、何もできませんでした。ずっと自分と向き合ってきて、その実力をつけてきたけど「ダメだった(襲いくる恐怖に勝てなかった)」という体験は、能力・実力さえあれば!というパターンを打ち砕きました。
それでも、無事に回復したことや、「ただ一つの体験」として「次」に行かれていること、その体験に執着せずにいられていることなどは、地道にワークを続けて、努力をしてきたおかげだと思っています。
宇宙は、救うところは救い、そうじゃないところはぶち壊す。
そして、私が今生で、どうしても手に入らない力、それが「権力」(支配力、影響力など)です。これはもう、自分がそのように設定して生まれてきたとしか思えない。
力のあるものが世界を制するとパターンは信じているので、能力や実力は、権力を得るために培ってきたものでもありました。でもそれらは自分にとって一番大変だった体験を前にして「無力」でした。
自分自身の能力や実力でさえ「無力」なのだから、権力なんてなおのこと「無力」。
無力さに降伏して「力」を手放そう。