潤滑油

潤滑油

2024年11月28日 06:54

少し前に、人から言われる「(あなたは)すごい」というのは、単なる響き(音)で、何の意味も持たないものだという意味づけをしました。

「すごい」を肯定的に受け止めるのは自分のパターンであって、絶対的に、真の意味で自分が「すごい」わけではありません。

ネガティブなものもポジティブなものも、他人からの評価を気にする時点で、それはパターンなわけで、そういうものを必要としていないよね、、、ということです。

それで、その後、「すごい」は「潤滑油」と意味づけました。お餅つきの「合いの手」のようなもので、それがあるとうまく物事が運ぶのです。

そう考えると、「潤滑油」的な意味合いを持つことばって他にもあって、「すみません」、「ちょっと、ごめんなさい」、「失礼します」、「つまらないものですが」等、そういうものも、人間関係をうまく回すためのちょっとした一言です。

「ごめんなさい」って別に心から謝罪しているわけではなく、クッションのようなものだし、「失礼します」って本当に失礼なことをしているわけではないし、手土産も「つまらないものだ」と思って持ってきているわけではない、、、ですよね。

パターンは他人の言動を大袈裟に受け取る(それくらい他人の言動に依存している)ので、一言一言が「大事」です。

でも、他人の言動はそこまで重い意味はない、のかも。←これも意味づけかも。


秋の皇居。紅葉がだいぶ美しいです。