本当に欲しいものって?
「何か自分の中の枯渇感をうめるようにしてバレエのレッスンを増やしたり、舞台や美術館通いをしていないか?」と自分に問うてみると、それらを通して、私自身が本当に欲しいものって、実は、主体的に生きる自分の体験なんだな、と思い当たりました。
美術館や舞台では芸術家たちの主体的な生き様に触れているわけです。レッスンでは先生の主体的な生き様に触れています。私も、これが欲しい。つまりそこに、お客さんとして擬似体験をしに行っているわけです、他人の人生の。完全に受け身。その時に自分自身は何もしていません。あ、お金は払ってるけど…
擬似体験では、自分自身が主体的に生きているとは言えません。当たり前ですが。このことに気づけて良かった。完全に無意識だったから。
引き続き、「何か自分の中の枯渇感をうめるようにしていないか」「私自身が本当に欲しいものって何なのか」、問いかけに身を沈めてみます。