探り探り
このところのバレエ教室では、ももの裏の、膝からちょい上あたりの部分を引き上げるように言われます・・・これが微妙。
自分で見ることができない、体の内側の部位をどうにかするというのは、探り探りやることになります。これは、ももの裏に限らないですが、とりあえずなんであっても、感覚を想像してこうかな?ああかな?とやってます。
かつて一度たりとも、ももの裏の、膝からちょい上あたりの部分を引き上げようと思ったことはない。そういうことをやるとき、胸の内側は「ん?」「???」となっています。
バレエレッスンは実践するしかなく、実際にやってみて感覚をつかむ繰り返しです。
この「???」⇒実践⇒体験を通して理解するあたりが「魂の学び」と似ていると思います。胸の中の感覚を頼りに繰り返し、繰り返し、行います。
パターンを見つけて語りかけをする。でも、なんだかしっくりこない。今度はパターンを少し変えてやってみる。今度はしっくりくる。・・・ああ、これだったんだと思う、というこの一連の流れでは、いつも胸の中の感覚を探り探りです。
そして私がパターンに語りかけるときのトーン、気の持ち方、そういったものの質や温度でも塩梅が変わります。そこも感覚を探り探りです。胸の内側全体にアンテナが立っていてどうかな?どんな感じかな??と様子をうかがいながら。・・・探り探り。