感覚を感覚で捉える
最近、感覚を感覚で捉えるということを模索しています。
受けた感覚をそのままアウトプットしようとする時、頭で知覚したことをアウトプットしていて、感覚・即・感覚(感覚in・感覚out)に、なかなかなりません。イメージして行うというのも、イメージは脳で行っているので、それも違います。
うーーーーむと考え、あれこれやってみている日々なのですが、そんななか、先日バレエレッスンで、ある生徒さんが感覚を感覚で捉えた瞬間を目の当たりにしました。
それは、腕を左、右と大きく水平に広げていく、「ようこそ〜」なのか「みなさ〜ん」なのか、目の前の群衆に対して働きかける動きです。
私はまだ左、右、と腕を動かして顔をそちらに向けるという「動き」しかできず、「ようこそ〜」「みなさ〜ん」のようないわゆる人々に働きかけるところまではついていけてません。
その生徒さんの動きは、「ようこそ〜」「みなさ〜ん」が、左腕にも右腕にも、頭の傾きにも、表情(顔の皮膚)にも現れていて、そのとき、あ!と思ったのでした。・・・表現・・・と思ったんです。「ようこそ〜」「みなさ〜ん」というウェルカミングな(迎え入れる、おもてなしの?)感覚を、その体の動きや表情で示しています。それは、感覚・即・感覚に近いのではないか?!と思ったのでした。