感じる医学
今日は、月イチのメンテナンス日。鍼灸院にいってきました!
暑さと湿度でだいぶ体がグッタリしていてかなり疲れていたので、メンテというよりも、ガッツリ治療でしたね。
これからの季節の移り変わりに、体がしっかり対応できるよう施術いただきました。
先生は、秋になると学会であちこち出張があって、かなり多忙になるとのことで、その話から、鍼灸に関わる研究論文って沢山あるものなんですか?と素朴な疑問を投げかけました。それが、結構あるのだそうです。研究されているのですねぇ。
もっぱらの課題は、西洋医学のお医者様に古典鍼灸をどのように理解してもらうか?らしく、西洋医学と東洋医学の決定的な違いとして、東洋医学は「感じる医学」であるとおっしゃっているのが印象的でした。脈というのは、いろんな打ち方をしているので「それがどんな感じなのか」を感じられることがとても大事なのだそうです。
「西洋医学のお医者さんは感じないからね〜。データとかエビデンスとか言っちゃてさー。その根拠は?とか言ってくるからね。あの人たちは頭がいいから、自分が知らないことを言われるのが嫌でさ。プライドも高いからねー。ほんと、どううしたもんかね。トホホだよ。。。」
まあ、中には努力して学ぼうとするお医者さんもいらっしゃるそうですが。
それにしても、この傾向はさまざまな分野であるんだなーーーと思いました。
知識、情報(データ、エビデンス)、そしてプライドが次なる学びを阻害する。
そーーかーーーーと思いました。