意味がない
「語りかけ」のワークで書いた文章を見ながら、〜〜だし、〜〜だし、〜〜〜だから、とあなたは思うんだね、というようにパターンが「〜〜」という意味をそこに持たせている(そうと決めている)ということを感じました。
「語りかけ」のワークによって強い意味づけ(決めつけ)をまず、認識します。そして、ケアしてからは、まったく新しい意味づけを持ってきて、「私」が良き感覚を感じられたら、それを選びます。
「もしかしたらそうではないのかもしれない」「そう決めつけなくてもいいのかもしれない」「〜〜ではない」というような、これまでにない意味づけをそこで行う。そうすることでこれまでいた世界から離れるのを感じます。次の世界へと向かう感じもあります。
パターンやパターンが意味しているものも意味がない状態で宙に漂っていて、ただ、自分がした体験だとか、他人から教わったこと、繰り返し起きることなどによって、無意識にそれを何度も選び、自分自身で「強い決めつけ」にしていっています。パターンに引っかかった時に(他にも言動のオプションが漂っているのに)パターンの言動をするのも、この回路が出来上がっている感じからきているものと考えます。
本来、意味がない。そう思った途端に、たくさんの意味がそこに帯びて見えます。
白黒ワークをするとパターンがどの意味づけを選んできたのか、あらたな自分がどの意味づけを選びたいのかがわかります。
一切、意味がない世界に自分自身を漂わせてみると、それは静かで、頭ははっきりしているけれども、頭の中にあるどこにも焦点がない状態です。
つまり、ぼーっとしているっていうことです(笑)