心が折れたいのだ
私は、これまで「できない」とか「やったことが成果につながらない」といった体験はほとんどしていないです。(そこにあえて挑んだバレエのレッスンは別として)
これは多くの人がそうなのではないかと思うんです。
なぜなら、一般的にそれはゆるされないことだったからです。だからなんとかして「できる」ようにしてきたし、なんらかの成果につなげるべく努力をしました。それが価値あることだし、そうするものだから、です。そうやって克服して小さな戦いの一つ一つに勝ってきました。これが自分の実績にこだわるパターンにもなっています。
しかし先生は、「本当の私」は「心が折れたいのだ」と言います。
そうかー、そうなのかーー、、、頭のなかは「?」だけど、心の中ではなぜか清々しい風が吹きます。いや、、、折れそうな心に吹いているすきま風なのかもしれません。
パターンは基本的にできそうもないことや苦手なことは選ばず、できること・できそうなことしか選ばないですから、心が折れるようなことをやるための行動は難しいです。
なので、まずはパターンのケアから。
それから、心が折れることを伴う体験をやっていきます。