努力は報われて当たり前

努力は報われて当たり前

2024年08月14日 07:55

オリンピックが終わりました。メダルを期待できる選手たちが敗退したり、意外な選手が金メダルを獲ったり、激闘の試合では「ここ」「この瞬間」にかける思いが大爆発でした。

女子マラソンはご覧になったでしょうか?すでに40km走っている、そのうえでのゴール前の競り合いは目を見張るものでした。この人たち、40km走ってきたんだよね?しかも結構なスピードで。そうとは思えない最後の走り!!!

日本対イタリアの男子バレーボールも、フランス対アメリカの女子バスケも、どちらが勝ってもおかしくない展開でした。でも、最後の最後、僅差であっても勝負は決まる。

オリンピックなので出場しているだけですごいこと。さらにその頂点に立つということはご褒美くらいのものだと思うんですが、おそらく選手たちは全員、本気で勝ちを取りに行っていたでしょう。

さて、そこまでの熱意を自分は持っているだろうか?

そう考えた時に、心が折れるのが嫌だったり、負けて嫌な思いをするのが嫌だったり、そういったパターンが自分の熱意を曇らせていることに気がつきました。それは閉塞的で重苦しい世界です。

心が折れるパターンとして「努力は報われて当たり前」があります。努力が報われなかった時のひしがれる感じと言ったら!!さらにこのパターンは、何かが得られるとわかっているから努力しているフシもあります。つまり、何も得られないとわかっていたらやらないのです。目の前ににんじんをぶら下げられて歩き続ける馬のような報酬型の人生。

小学生の頃、お習字でよく書きました、「努力」って。それがいつの間にか「にんじん」になっていたようです。

じっくりと向き合います。