何も決まっていない。
「もしかしたら、他人の言動は自分を否定していると、もう、決めつけなくてもいいのかもしれない・・・」それから、その逆、「もしかしたら、他人の言動は自分を肯定していると、もう、決めつけなくてもいいのかもしれない・・・」も。そのように心の中で唱えていたときに、自分がいかに他人の言動によって自分を存在させてきたかを実感しました。
そして、ふと、そうかーー、自分というものって、何も決まっていないんだな、、、と思いました。それはまた、自分というものを自分で決めてもいいということにもなります。
幼い子供としては、親や他人からかけられた言葉を、ただそのように受け取り、何度も同じようなことを言われたら自分のことをそう決めつけるし、それがパターンにもなっていくわけですが、一通りそういう体験をして、パターンというものに気づき、ケアをして新たなパターンへと選び変え、そこからは、他人の言動で自分を成り立たせることから離れて行く。
そうやってまるで何も決まっていなかった自由へと帰っていっているようです。
秋明菊がきれいに咲いています。