他人が考えた人生を生きていた・・・
人を自分のパイプに運び込むとか、自分を成り立たせるために他人を利用するとはどういうことなのか、、、噛み砕くとーー
それは「他人の人生に自分が存在することで自分というものを実感できる」ということだと思いました。自分と向き合うまでの私は、他人が考えた人生を生きていました。自分というものがなかったんです。（無意識でこういう生き方をしている人は多いかも。）
だけど、自分と向き合うようになって、感情や感覚を感じるように努め始めた頃に、自分の中にみなぎるものが溢れ出てきました。それは、「自分の人生を生きているのだ」という実感です。
それまでの私はまず思考優位でしたし、他人が言う「あれやこれや」に合わせて生きてました。とりあえず他人の言う通りにすれば認めてもらえる。こうすれば人から慕われる。そういうふうにして生きてきたと思います。いわゆる people pleaser (人を喜ばせることで自分を成り立たたせる)です。他人が示す必要条件を満たそうとする人生。
そうやって生きていると、他人の顔色、態度、言動、反応をすごーく気にします。他人が自分をどう見ているのか、どう思っているのかもめちゃくちゃ気になります。
こんなふうに、他人のことばかり四六時中、気にする生活は疲れます。なんなら寝てる間も考えてました。
しかしそこは、自分の中の誰が他人のことを考えているのかを素直に見て、そこにいる救うべきパターン（３歳児）に「語りかけ」などのワークをして、これを繰り返すことで、パターンが癒され、「本当の私」が育ち、あんなに他人のことばかり考えていたのにまるっきり考えなくなり、頭の中は静かで、特に何も考えていない、かつてはありえなかった自分がそこにいる、ということに気がつくのです。
頭の中が騒がしい方は、いったい自分の中の誰が考えているんだろう？と見て行くといいかもしれないです。そうするとパターンが見つかると思います。
