パターンの過信
パターンはフィルター(サングラス)のようなもので、無意識のうちに、そのパターン越しに人や物事を見ています。他人が言っていることもその通りに受け取らないし、現実も見えていないし、聞こえていない。
「自分はダメだ」というパターンと向き合っていてよぎるのは、自分というものを誇大に捉えていた「自分はできている、優れている」というパターンです。
(「自分はできている」というパターンがあるのに、「自分はダメだ」というパターンがあるの?と思うかも知れませんが、そこはパターン、、、あるのです)
「自分はダメだ」というパターンは、こういうことができていない、こんな失敗をしてしまった、間違った、愚かな選択をした、気づけなかった、だから自分はダメだ・・と言います。
それってつまり、(自分は)できる、失敗しない、間違わない、愚かな選択をしない、過ちにすぐ気がつく人間だと思っていたということです。何という過信!
パターンの決めつけってすごい。等身大の自分を見失っているし、現実が見えていない。
等身大の自分、そのままの自分で生きたい。還りたい。