パターンの怖さ
7〜8年前、私がカウンセラーになりたての頃、自分の感情と向き合うことの大切さや “心のからくり” を簡単にお伝えした方がいます。
そしてついこの間、相変わらず、その方が自分の感情と向き合っていない様子が見受けられ、私はそのことに衝撃を受けました。この間(かん)、自分と向き合い、自分の感情を大切にしてこられたら、どれほどその方は変わったでしょう? 今でも「感情と向き合うのが苦手で〜」と言っている姿を見て私は本当に驚きました。
その様子を見て私は、この人には「感情と向き合うのが苦手だ」というパターンがあるのだな・・・と思いました。そう、決めつけてしまっているのです。「私は、感情と向き合うのが苦手な人なんです〜」とその人のパターンが決めてしまっている。パターンて本当に怖いです、そういう意味で。本当のその人の状態ではないところを生き続けさせるから、何年でも!
不愉快な感情は全て自分のパターンが発しているもの。不安がっている、恐怖を感じている自分のパターンに気づいたら、それらを「本当の私」が愛していってあげればいい。
「感情と向き合うのが苦手」とパターンが決めつけ、「私は、感情と向き合うのが苦手な人なんです〜」ってそれが自分自身であるかのように行動していると、何年でも同じところにいてしまいます。また、一つのことをそう捉えているということはあらゆることをそのように捉え、決めつけて生きているということです。
それは、パターンの怖さだと思います。 パターンというものを知らないことの怖さ、でもあります。
そして、自分でやるしかないことを、やらずに放置することの怖さ、でもあると思います。
▼ 普遍的な魂の学びは、実践を通して自分自身の学びとすることにその面白さがあります。
ぜひ、内なる眼差しを持って自らの世界を探求しましょう。
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