まっしぐら
もし自分の人生が、黒パターンが満たされまくるものだったとしたら、どうなっていただろう?と想像すると、私はものすごく調子に乗った人間だったろうと思います。
病気や怪我、人間関係の破綻など、いわゆる「お知らせ」が届いても、なんら気づかず、どこまでも「黒まっしぐら」で生きていただろうと思うんです、それが人生だと信じて。
途中で虚しさを感じそうなものですが、もしかしたら、そんなものも感じず(というかよくわからず)、気分転換だ!発散だ!とはじけて憂さ晴らしをして、何かを成すために、何者かになるために「黒まっしぐら」の日々を生きていたかもしれません。
そういう人生もきっとあるんだと思います。それも、人生。
でも、今回の自分の人生は、違いました。
黒パターンが満たされることはそうそうなく、さまざまな事象にネガティブな感情が湧き、そのおかげで自分と向き合ってパターンを癒すことを学んできました。そうして少しずつ楽に生きる体験を通して、今まで自分が無意識に信じ込んできたパターンとは別の、新たなパターンを考え、それを選択して生きるようになり、今までの「黒まっしぐら」のときよりは意識レベルが少し上の領域を歩んできています。
そして今、また少し上の領域へと進んでいこうとしています。
「黒まっしぐら」の自分からしたら考えられない人生で、今の自分のことはまったく理解できないと思います。
でも、ふと思いました。「まっしぐら」であることに変わりはないのかも。
やることをやって、進んでいく。その姿勢は、私はきっと、どの人生を生きていてもそうしているんじゃないかな〜と思います。