ほんとうに大事なことって、、、

「・・・ポイントは “欲” とか “邪心” を消し去るということ。成功したいとか、豊かに暮らしたいとか、少しでも得をしたい、損をしたくないとか、そういう思いがあるうちは、人生とか社会のほんとうに大事なことが見えないと、水木サンは言っているのです。」（『人はどう老いるのか』P.225）

人生とか社会のほんとうに大事なことってなんだろうか。

欲や邪心、つまりパターンがほんとうに大事なことを見えなくしている、というのはその通りだと思うんです。パターンが見聞きしている時点で、パターンにとって都合が良い世界か、悪い世界か、しか繰り広げられないですから。

人生とか社会のほんとうに大事なことってなんだろうか？と自分に問いかけてみるとき、われわれはだれもが愛されている、だれもが赦されている、だれもが自由で、だれもがそのなかの一つ（宇宙に点在する粒の一つ）である、ということを考えます。

それは、人生や社会で、自分は愛されていない、赦されない、自由からは程遠いと感じ、特別扱いばかりを求める自分のパターンを見て、それをひっくり返したかたちです。

そしてきっとだれもが「本当の私」を発揮して生きたいし、生きられる。それをやってみたくて生まれてきている。

人生とか社会のほんとうに大事なことってなんだろうか？

それは、だれもが「本当の私」を輝かせて生きることではないか？

このように今の私は思っています。