だから、、、
これまでの人生、他人が自分についてどう言うか、を基礎として自分のアイデンティティ(パターン)をつくりあげてきました。
「あなたは優秀」と他人から言われて高評価を得てきた私は、「自分は上だ。。だって、他人がそう言うから。。。自分が言っているわけではなく他人がそう評価している。だったらもっと自分を価値ある存在として扱ってほしい。」とこのように思っていました。
こういう言葉をパターンは「ただ賢い。それだけ。」とは受け取らないですね。「だから自分には価値がある、だから自分は存在していい、だから自分は特別なんだ、、、」と受け取るのです。
このように「だから、、、」が付く、その根底には「自分は無価値だ」のパターンがあって、無価値な自分を価値づけてくれる「価値あるもの」を渇望していて、なんでもいいから、他人が自分を肯定する何かをくれることを期待しているんだと思います。
そしてそれを他人がくれるとガツガツとそれを貪り、自分自身を歪に価値づけていく。その様子はまさしく獣です。
そしてエサはいつくれるのか、他人の表情や言動を気にし続けて、エサを狙っています。そうして狙っているエサが自分以外の誰かのところへ行ってしまうと大変です。その他人をねたみ、恨み、憎悪するのです。
他人が自分を評価するのは他人のパターン。
だから、そこに自分はいない。