この1年を振り返ってみました。
2023年、最後の週なのでこの1年を振り返ってみました。
一年前の自分と、今の自分を比べてみると、まるで脱皮したかのようです。たった一つの体験でしたが、その体験によって自分の生来の行動力を見直すことになり、パターン的な部分(自分は信頼と実績のある実力者だ)に気が付き、今後は何を動機に生きるのか、新たな生き方についてを考えさせられた一年でした。
そしてそういったパターンの多くが「自分はここにいる!」という自分の存在を認めて欲しいパターンの切望・絶望からくるものであり、あらゆる手を使って存在を主張し、何とか生き残ろうとしなければここまで自分を運んでくることができなかった、これまでの自分の歩みを理解することとなりました。
これらのことに気がついたおかげで、そもそも自分は(「私」は)成り立っているんだというところにたどり着き、「あーー、そうだったのかーーー」という、そうではないものを一通りやって本来のものに気づく衝撃(ショック)を味わったのでした。そのショックは、ぐったり感と安堵感が混ざったようなものです。
まったくもって、はじめから完全な状態で生まれてきている人間は、神のコピーであると言えます。しかしそこで、生きていくなかでとてもじゃないけどそうとは思えないようなことをたくさん体験し、ぐる〜〜〜っと遠回りをして、自らのパターンや本当の自分ではないものに気がついて、、、「ということは?」と考えてみれば、「本当の私」がここまで育ってきているのだ、と静かに納得するのです。