「自分は非力だ」というパターンを見つけた時のこと
「自分が非力だなんてありえない」というパターンと向き合っていますが、そういう風に最初に思ったときを振り返ってみようと思いました。そこで「自分は非力だ」というパターンを見つけた時のことをじっくりと思い出してみました。
「自分は非力だ」というパターン(そのときは「自分はちっぽけ」でした)は、のたうち回るようにしてようやく見つけたもので、そのとき、ふっと出てきた言葉は「(自分は)ちっぽけ」でした。
パターンとしては、当時、自分がとても大きい(身体がではなく、存在が)と思っていたので、まず、大きくないということがショックでした。
誰も自分の言うことなんかに耳を傾けない、何の影響力もない、という状況に対して、未熟ゆえ、そのことを受け止められなかった私は、大勢にインパクトを与えたい、どうしたら大勢にインパクトを与えられるのだろうか、どうしたら人に対して影響力を持てるのか(ひいては、自分が存在していると思えるのか)と考え、何年もの間、ありとあらゆることをやって、失敗と成功を繰り返し、徐々に「大きく」(パターンが)なっていったのだと思います。
だから、"大きくない自分" に気づいたときはショックだったのです。まさか!そんなことありえない!そんなはずがない!と、全否定のオンパレードです。なぜなら、ちっぽけではダメだし、自分はこれまで頑張ってきたし、自分がちっぽけなんて絶対にありえないからです。
こんなところが「自分は非力だ」パターンに出会った時に「自分が非力だなんてありえない」というパターンが思ったことです。