「人を好きになりたくない」というパターン
「人から好かれない」というパターンがあるかも？と考えながら、胸のあたりに「人を好きになりたくない」という何やら頑ななパターンがあることに気がつきました。決して多くはない恋愛経験に疲れて自分でこしらえたパターンだと思います。
なぜ、人を好きになりたくないのかというと、人を好きになると、自分を相手に合わせることが必要だし、我を通すことが難しいし、相手に振り回されて自分がなくなるし、自分ファーストでいられないし、人は自分の思い通りにはならないからです。そうであると感情・感覚としては、疲れるし、苦しいし、虚しい。
相手に合わせるというのは、自分はとても疲れているけど相手がどこかへ行きたいと言えば、それに付き合う、、みたいなことです。
自分がなくなる感じというのは、自分の意志がどこにもない感覚です。
今思えば、自分が相手に合わせるか、相手が自分に合わせるか、しか考えられなかったのだと思います。
自分と向き合うようになってからは「好き・嫌い」は自分のパターンを満たしてくれるか、満たしてくれないかであり、パターンの都合であるということを知り、「好き・嫌い」を自分のパターンとして見るようになりました。
「〜さんが嫌い」というパターンはいくつもありましたが、「〜さんが好き」というパターンにも向き合ったことはあり、そのパターンは、自分のことを丁寧に扱うとか、ちやほやしてくれるとか、自分を「上」として持ち上げてくれるとか、自分の思い通りに扱ってくれる人のことを好きだと思っています。それらの逆を行く場合、「〜さんが嫌い」ということになるのです。
「人を好きになりたくない」、頑としたパターンをケアして、自分の心をふんわりほぐしていこうと思います。
