「そこにただあるだけ」ということ。
療養中、まだ肌寒い日の午後、散歩で訪れた公園のベンチに腰掛けていた時に、胸のあたりに「安らぎ」が広がりました。
その安らかさは、私が夜中に感じた恐怖や不安のかたまりと同じくらい広大で、私はしばらくそこに浸っていました。これは一連の体験のショックで疲れ切っていた私にとって癒しのひとときでした。
「恐怖」や「不安」も、自分自身や他人や様々な物、事象と同様に <グレーのシャカシャカ部分> にただあるだけなのだと先生から教わり、合点がいきました。そうか、だとしたら、あの「安らぎ」も、ただそこにあるだけなんだと理解しました。
感情や感覚はパターンが生み出しますが、今回の体験では、どういうわけだかパターンとは無関係のところで、そこに直接アクセスしてしまったようです。
その体験からわかったことは、「そこにただあるだけ」ということ。
そうであれば、自分がその都度、選びたいものを選べばいいよね、、、と思っています。