駅前留学
魂の学びを続けて十数年、少しくらい「悟った人間」「デキた人間」でありたいものだと思っていた時期もありました。が、いまはそれが薄れて、いかに人間らしく、自分という個性を発揮するかというところに関心が移ってきています。どれくらい悟るかというよりもどれくらい自分という人間を生き切るか。
2022年は、そのためにも「自分という人間を知ること」が大事だなと思い、他人との関わりも自分を知るということで健全な比較として捉えるようになりました。
職場もバレエ教室も「駅前留学」みたいなもので、「郷に入れば郷に従え」ということわざのごとく、そこでの流儀・作法・常識を学び、理解しながら、仕事やレッスンに励むということかと思います。
黒パターンをケアして白パターンを選んで実践もやりつつ、あちこちに頭をぶつけながらも、現実を自分の力で生きてきた実感があり、その過程では、やや分断的であった娑婆とも血が通ってきたように思います。まさに異文化交流!
これからもさまざまなことを通して自分を知り、他人のためにこの個性を発揮していきたいと願います。
コクのある味わい深い人生にしていきたいものです。