自分の心の中を変えてみてもよいのではないか
自分と向き合わず、見えない不安や恐怖を抱えたまま生きたっていいけれど、どうせ生きるのであれば、自分と向き合って、選びかえて新たな領域で生きていくのも悪くないと思います。外側の状況が変わらないのであれば、自分でどうにか変えられる自分の心の中を変えてみてもよいのではないかと。それだけで、生きているときの心持ちが段違いだから。やってみる価値はあるよ、と言いたいです。
ことあるごとに(いまのコロナもそうですが)、国の制度や世の中の仕組みを変えないと!っていう話が出てきますが、誰にとっても良い取り組みというのはそうそうないものです。自分の外側の状況は自分が思うようには変わらない。であれば・・・。
自分が生きにくいのであれば、自分と向き合わないと、自分の解決策は出ないように思います。周りがああですか、こうですか、と言ったところで、自分ぴったりの解決策は自分にしか出せない。その意味でも、国や社会や他人が当人の解決策を用意するのが当たり前というのも違うんじゃないかと私は思っています。
被害者=自分、弱者=自分ではありません。自分の人生、誰も代わりに生きてはくれない。自分が生きにくいと思うのであれば、自分でそれを変えていくことができます。そのチャンスは誰もに与えられている。だから、自分の心の中を変えてみてもよいのではないか、と思うのです。