戸惑い
こないだ駅の改札付近で、少〜し様子がおかしい女性がいました。
こちらへ向かってきたので少しよけたのですが、バンンン!と激しくぶつかり、その人は改札に入り、行ってしまいました。
そのとき私は、驚きました。驚いて呆然とその女性の後ろ姿を目で追っていました。やっぱりちょっと変な人だったんだ・・・と思いながら。その人は足早に一直線に進んでそのままホームへの階段を駆け上がって行きました。
ものすごく不思議だったのは不快感が湧かなかったことです。ぶつかったので物理的な痛みとしての不快感はあったのですが、イライラしたり頭にきたり、がなかったのでした。
以前ですが、やはり同じように自分とぶつかった人がいました。その時は、腹立たしくて腹立たしくて、後ろから追いかけて行って怒鳴り散らしてやりたい!と思っていました。騒いだのはやはり「自分を大切に、丁寧に扱ってほしい」というパターンです。
でも、今回は違いました。ぶつかったことが少しだけ痛かった、それだけでした。それは「それぞれの今を受け止めよう」と思っていたからだったのだろうか? あるいは、その人が少し変な人だったからだろうか? 本当にここで不快感が湧かなくてよいのだろうか? それはそれでどこか健全ではない気がして、自分でもちょっとわからなくなった出来事でした。
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