大きな学び

大きな学び

2022年08月01日 07:00

● 部下である自分は(一般社員である自分は)「下」である。

そういう決めつけ(パターン)があることを先生から教わりました。「誰かの下でありたくない」とパターンが言っている時って、「部下である自分は『下』だ」と自分が決めているんだよね、と言われたのです。

最初、そう言われた時は「?」でした。「先生は何を言ってるんだろう?」と。なぜかというと、自分が決めているというか、それが「当たり前」だからです。私がそうを決めているというか「上司は上、部下は下」と世の中ではそう決まっているから、です。

上司はいるけど部下がいない・役職者ではない一般社員というのは組織では「下」です。社会的にも、何の力もない人間として社長や役員よりは明らかに「下」の扱いで、「お前には話していない」など、存在する意味さえない場合がほとんどです。

組織には上から順番に、社長・部長・課長・・・が存在し、「一般社員」はわざわざ書くこともなく、誰かの部下。誰かの下という存在です。組織ってそういうものです。それが現実です。以前の職場では「防災グッズを揃えなければ!」となったとき、役員のものを揃えていました。「役員にもしものことがあったら大変だから」だそうです。「それってどうなの?」と思います。でも、この社会では「下」の人間はそう扱われるのが当たり前です。

こういう社会にどっぷりと生きている私。今回は、そういう社会通念・常識も、自分が(無意識のうちに刷り込まれて、そういうものだと)決めて選んでいることに気が付くことと、さらに「部下」とか「一般社員」の意味づけを自分で新たに考えて、新たな意味づけを自由に選ぶこと。部下・一般社員は「下」だと自ら進んで決める必要はないのだ・・・と学びました。

自分自身を自分が決めつけてきたこと(選んできたこと)から解放して、そういうふうに決めなくてもいいのだと体験で理解し、どんどん自由になろう!と学びました。